2010年10月の本
10月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4863ページ
風の市兵衛 (祥伝社文庫)
新しい作家が颯爽と登場。本格時代小説の麒麟児と呼びたい。年齢は承知の上で。
読了日:10月31日 著者:辻堂 魁
プラ・バロック
クロハ・クロニクル第1弾は必然と偶然の物語。表と裏が入れ替わり続ける非警察小説。
読了日:10月31日 著者:結城 充考
あんじゅう―三島屋変調百物語事続
「事続」に気づかず読了。『小暮写真館』と並ぶと壮観。面白さも同様。再読欲呼び覚まし度、極度に高し。
読了日:10月30日 著者:宮部 みゆき
尾張ノ夏ー居眠り磐音江戸双紙(34) (双葉文庫)
シリーズものの醍醐味極まれり。題名から最後の一行まで堪能。満点。
読了日:10月30日 著者:佐伯 泰英
孤愁ノ春ー居眠り磐音江戸双紙(33) (双葉文庫)
藩道場の場面で一息。磐音ならではの名場面。充実度高し。
読了日:10月28日 著者:佐伯 泰英
更衣ノ鷹(下)ー居眠り磐音江戸双紙(32) (双葉文庫 さ 19-36)
対決場面は短いが「見せる」心血を注いで描いている。
読了日:10月27日 著者:佐伯泰英
更衣ノ鷹(上)ー居眠り磐音江戸双紙(31) (双葉文庫 さ 19-35)
印象的な場面がいくつかありほっとする。この31巻までが序章。次巻からが本気モードの展開になってゆくにちがいない。
読了日:10月23日 著者:佐伯泰英
リストラなう!
コメント欄のほうが目一杯感横溢で読みごたえがあった。
読了日:10月21日 著者:綿貫 智人
アルバトロスは羽ばたかない
油断をしてもしなくてもちょっとうれしいショックあり。傑作。今が旬。筆力、構成力、発想力はよしもとばなな級。
読了日:10月19日 著者:七河 迦南
七つの海を照らす星
傑作。描写、構成ともにおもしろい。
読了日:10月18日 著者:七河 迦南
勝海舟 (第1巻) (新潮文庫)
痛快とはこのことか。激動のはずの幕末に生きる人々をまさに活写。こんな書き方の日本語があったのかとただただ感動。この作者イコール「新撰組」専門家、随筆を払拭。いつまでも読んでいたい魅力がいっぱい。勢い、のびやかさ、強さ、らしさ、世界観、手作り感、鷹揚さ、大胆等々。大型時代小説とはこれにちがいない。
読了日:10月17日 著者:子母沢 寛
誰でも作れる電子書籍 今すぐできる制作から販売まで
「読んだ」感は皆無。「電子書籍に関する55冊」がいい感じ。
読了日:10月17日 著者:米光一成,小沢高広,電子書籍部
赤猫始末 (中公文庫 う 28-3 闕所物奉行裏帳合 3)
鳥居耀蔵越えか。この後が怖そう。
読了日:10月03日 著者:上田 秀人
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