『二〇世紀英米文学案内21』(研究社・東京神楽坂)ドス・パソス付録
第一五回配本一九六七年10月

全8頁(2段組)*引用はすべて冒頭の文章。引用文の後の語句はキーワード。
(数字は頁数)

1頁・表題・目次

1頁〜4頁「ドス・パソスの思い出」坂西志保(評論家)

「ワシントンにある議会図書館は、学者や作家の訪問が耐えなかったが、一九三〇年代にルーズヴェルト大統領が、大学教授や思想家を大量に動員して、ニュー・ディール政策に参加させるようになってから、議会図書館は一そう賑やかになった。」
1、館長の館長の特別の部屋、カサリーン夫人、老館長のパットナム、今東光
2、一九二七年、サッコ・バンザッテ事件、週刊誌「ニュー・リパブリック」、円卓の昼食会
  自叙伝小説『Chosen Country』、ヘミングウェー、自動車事故、片眼
3、『The 42nd Parallel』『U.S.A』アーチボルド・マックリーシ、新館長
4、進歩的自由主義者、トム・ペイン
4頁上段・写真・解説文「1957年来日のドス・パソス(右は西川正身氏夫妻)」

4頁下段〜7頁「ジョン・ドス・パソスとの絆」木々高太郎(作家・詩人・慶応義塾大学名誉教授)

ドス・パソスの作品は、わりあいに邦訳がすくないので、僕等のよんでいる数も少ないのであろう。」
4、『U.S.A』『Chosen Country』『Brazil on the Move』
5、僕の英語、ホースレイ・ガント、ドス・パソス、初対面、パヴロフ、『条件反射二十年』、大脳生理学6、詩、ブレーズ・サンドラール、『渋面』、ウエストモアランド、ワクスマン、ルーシー
7、大きな邸、泳ぎ、70才、友達

7頁下段末・発行案内・次回(第16回)配本、11月下旬
      ⑬シンクレア・ルイス・斎藤光責任編集
       人と生涯・評価/斎藤光
       「わが社のレン氏」「バビッド」「アン・ヴィカーズ」/酒本雅之「メイン・ストリート」/西川正身「アロウスミス」「エルマ・ギャントリー」「芸術作品」「キャス・ティバレン」/小泉一郎「ドッズワース」「王家のキングズブラッド」/斎藤忠利「ここでは起こりえない」/本間長世
年表・書誌/斎藤光
  
 ◎本体の筆者紹介(執筆順)*ここでは氏名のみ掲載。
  大橋健三郎、斎藤忠利、金関寿夫、尾上政次、浜本武雄、橋本福夫、倉橋健、西川正一、寺門泰彦
 ◎発行案内・既刊16冊好評発売中
  続刊・ハーディ/ロレンス/アンダソン/ジョイス/ルイス/オニール/ウォー/グリーン

20世紀英米文学案内 21 ドス・パソス

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U.S.A. 1 (岩波文庫 赤 322-1)

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筑摩世界文学大系 (75)

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